3Dプリンター(Ultimaker Cura3編)
恐るべしスライサー
と、いきなりの感嘆 というのもこれまで使用してきたスライサーCura(Ver.15.04)に「サポート材の自動作成機能」や
「プラットホームに固着させるための補助材作成機能」がメニュー上あるにも関わらず機能しないことが分かった
恐らく何かセッティングが漏れているのだろうとは思うが、幾らググっても解明に至らず
そこで、スライサーsclic3r(Ver.1.2.9)をinstallしてみたが設定項目が多すぎて
我が3Dプリンター用に最低限必要な設定項目すら想定できず、これまたググっても古いVer.情報ばかり
行き着くところUltimaker Cura3なるものを発見
同じCuraながらVer.15とは姿形が異なり本家Ultimaker社の純正スライサーのようだ
早速Install。バージョンはVer.3.0.4とグレードダウンしたように見えるが何とも高機能
Webバージョンでは無いため日本語翻訳もできず、webサイトを眺めているとメニューの日本語化パッチが有るようなので早速当てる が、
至る所に英語が残ってる
仕方なしに日本語化されたところだけ触ってみる
①[クオリティ]-[レイヤー厚み]は、これまでの経験上”0.2”に変更
②[材料]-[プリント温度]、[ビルドプレート温度]、[フィラメント太さ]を使用しているフィラメント特性に合わせ、
それぞれ”200”、”50”、”1.75”に変更
③[冷却]-[プリント中の冷却を有効にする]は、ノズル先端ファンがついているので”✔”を付ける
④今回、必要とする[ビルドプレート接着力]-[ビルドプレートのタイプ]を”ラフト”に設定 して、
いざstlファイルを読み込む このままだと補助材が確認出来ないので、画面上方中のビューモードを”Layer view”にしてレイヤースケールを
動かすと、
なにやらプレート上に補助材が出来ているようなので右下の「Save to File」釦をクリックしてgcodeファイルを保存する
で、めでたしめでたし!(^^)!
実はこれ、思いも寄らぬできばえ
1) 印刷中、造形物をなぎ倒すのではないかと思えるほどに猛スピードでヘッドが動くので印刷所要時間が短い
2) 出来上がった造形物からポキッと折れば、いとも簡単に、しかも跡形無く補助材を外すことができる
いやー、何が禍したのか今のところ不明だが完成品には大満足の今日一日でした