3Dプリンター(ノウハウ編)
FDM(熱溶解積層法)方式の3Dプリンターを極めるには「熱管理が最重要」と巷のサイトに
よく連載されている
LUNAR M508を使い始めて約1年、遂に「我が輩も極めた」とは言い過ぎかも
失敗しない印刷手法を1つ、ここに紹介
結論は至って簡単
■スライサー:Ultimaker Cura3.2.1を使い、ビルドプレート接着タイプ(縁取り)=ブリム、と、
印刷中の冷却=無効で作成したgcodeを印刷する
だけ。
(1)何故、Ultimaker Cura3.2.1なのか
無料のスライサーは数あれど、思い道理に動いてくれる日本語対応ソフトだから
(利害関係も懸念されることから、ここでは詳しくは述べない)
(2)何故、縁取りはブリムなのか
ブリム(帽子のつばみたいなやつ)型縁取りを作ることで、一層目から「反り返り」、「充填漏れ」を
防止できる(Prusa i3系プリンター特有のバグをカバーできます)
(3)何故、印刷中の冷却はいらないのか
冷却による「熱暴走発生」や「反り返り」を防止できる
(日本での暑かろう、寒かろうを意識しなくてよいからなのだ いまだベンダーALUNAR社は
分かっていない^^;)
一見、熱管理とスライサーって関係なく思えるが、そんな重要な熱に影響されないgcodeを作成するスライサーこそ
見極める必要があるのです
失敗事例1:「あれっ? 縁取りが出来てない!!」
失敗事例2:「充填されてないじゃん!」
失敗事例3:「途中でなんで止まるのよ!」
などなど
他に「一々、ノズル-プレート間隙のメンテ調整が不要になった」とか「監視カメラは設置しなくても良くなった」とか
「五月蠅いプリンターを屋根裏に移設した」など本格的活用にいそしむ毎日なのでーす (^_^)v
これ(↓)、娘設計の完成プラモ