ムスカリとミツバチ
夢にかける思い
明るい未来
通じ合う心
などを花言葉にもつムスカリ(Muscari)
ヨーロッパには白色の花があるそうだが、希望に満ちた明るい紫色が良く似合う
それはそれは、むか~しのお話し
・・・・・
今は、絶望とか失望とかがお似合いだ
だれか、仲直りなーんて花言葉をつけてくれないかな
自分で蒔いた種であり虫のいい話
しかし、ムスカリの花に顔を埋めて吸おうとするこのミツバチは
はたして蜜を吸えてるのだろうか
壺型の先の花口の狭さに気をとられているとふとそんな心配をしてしまう
確かに蜂には、伸びる中舌というのがあって細長い管の中にも口先が届くらしい
花の数もてんこ盛りだ、1時間もかけて蕾を次から次に飛び回っているのだから、おいしい蜜にありつけているのだろう
「おーい! 帰ったぞ! ・・・ 」
「1時間も粘ったけど蜜には有り付けなかったよ」って、巣に帰って報告するミツバチの困り顔を想像してしまう
そんなところから”失望”が生まれたのかも
人間、捕まえ方次第なのである