Release: 2017/06/07 Update: 2019/04/23

ラズベリーパイ3(ffmpegで自在にカメラ録画編)

ラズベリーパイがだんだん美味しくなった
今日は画像変換パッケージ(ffmpeg)をトッピングして食べてみる
ん?食レポ?、『しゅっワーと広がる感覚が何ともいえません』
早速そのレシピ

(0)Raspbianのバージョンを確認しておく

いつの間にかカーネルバージョンは4.9に上がっていた

(1)ソースからオンボードビルドに必要な開発パッケージ類をinstallする

(2)x264のコンパイルとインストール ソースコードは作業用ディレクトリ~/Downloadsに保存する

(3)ALSAライブラリをビルドする
サウンド出力のプログラミングができるALSA(Advanced Linux Sound Architecture)というライブラリを追加する
raspberry pi(raspbian)にwavファイルを再生する標準で搭載のaplayはALSAを使っている
ALSAライブラリの最新バージョンをホームページ(https://www.alsa-project.org/main/index.php/Main_Page)で確認
(本日現在v1.1.4が最新)

(4)これでx264を使う準備ができた いよいよFFmpegのソースを取得する

(5)FFmpegをビルド

これを実行しなければmasterブランチが使われ最新コードのビルドができるが、開発中の不具合があるのでタグ付けされたバージョンでビルドするのが良い

(6)ビルド条件の設定
Raspberry Piのハードウエアエンコーダh264_omxを使う指定を追加 ”–enable-libx264″を追加

(7)ビルドとINstall

(8)早速、動画撮影を実行してみる
USBカメラを設置するカンカンとUSBカメラの形状の都合から、270度傾いているので270度回転と上限逆転パラメータ
-vf vflip,transpose=3 -metadata:s:v:0 rotate=0 を指定

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